空が落ちるブログ

空が落ちても何もないよ

平々凡々ライフタイムリスペクト

鬱の波がきた。きっついなあ。私の場合はかなり前職の時の光景がフラッシュバックするというものでまあ大したことではないはずなんだけどやはり忘れることのできない過去というものな気がする。
自身が今までの経験は全て今の自分を形成するって考えだからかこの過去ってものと決別できてない感じがする。実際のところもう一回くらい前職の人と話して優しい言葉をかけてもらって気をスッキリさせて欲しいと思うけどそんなに社会は甘くないらしく自分からそんな話を持ちかけるわけにはいかないのでこのモヤモヤした気持ちと一生付き合わなければならないのかと思う。まさにライフタイムリスペクト。
そんな時にあまり罪の意識を感じないようにするには自分は特別な存在ではないと思うことなのかなあと思ってきた。なんだかんだ自分は物語の主人公であり、花屋の店先に並んだ花のごとくどれもみんな綺麗なんだと言い聞かせてきたけどそれが最終的には重荷になってるのかなあと。
世の中のそういったプラスの言葉を間に受け過ぎてて、というか自分自身がかなり漫画の読みすぎというか御都合主義の虜になってて現実を直視できてなかったのかマイナスな実態を結局は見て見ぬフリができてなかったのかなと思う。
世の中が澄んだ水のごとくキレイであると錯覚して、汚い水には入ったつもりで眺めてただけだったのかなと。
そういう時に自分は、平々凡々な普通の一般人であり、特別な能力は一切なく、幻想殺しなんて持ち合わせてないから人並みの幸せを願うしかないのかなと思うといささか安心する。
ただこういう思考になると将来への希望的観測が一切なくなる。自分はこのまま現実を達観して眺めて平々凡々と自分が今まで蔑んでた未来のレールへの一本道をただダラダラ歩くのではないかと思う。
結局こうなるとまた気分は鬱々しくなってあんま考えないようにしようとするのもまた現実から逃げてるだけなように思えてデフレスパイラルのごとく、日経平均のごとく気分は下降してく。
僕の気持ちの金融緩和はどこにあるのだろうか。アベノミクスはあるのだろうか。三本の矢はどこにあるのだろうか。

追伸:今までポエミーな人を小バカにしておりましたが気分が鬱々しくなるとポエミーになることが判明しましたのでここにお詫び申し上げます。