頭脳王を見て凡人の俺がわかったこと。

頭脳王で人間としての差をまざまざと見せつけられ絶望したのは俺意外にたくさんいるだろう。なんだあいつらは。果たして本当に人間なのか。同じ教育を受けてきた人たちなのか。

 頭脳王を見てない人のために紹介をしておこう。といってもどう説明すればいいかわからない。俺より遥か高みに存在しているものを紹介するのがこんなにも難しいとは。

簡単に言うと「新幹線を押すのにラグビー日本代表が何チーム必要ですか？」という問題に軽く答えてしまうようなやつらだったということだ。うーん全くわからん。

まず問題から意味がわからん。「今年活躍したラグビー日本代表に関する問題です。」って福澤朗アナが言って、多くの人が「全然関係ないやん！」って突っ込んだくらいの問題だ。非常に難しい問題だ。

いろいろと条件が書いてはあった。ラグビー日本代表のスクラムを組んだ人数は８人とし、合計体重を○○ｋｇとするとか書いてあった。何ｋｇだったかは忘れた。あと新幹線の重さとかも書いてあった。いやいや条件をいくら書かれたところでわかるはずない。多くの人が「テリーマン１人」とかいうふざけた回答を考える中で、決勝に残った２人はサクサク問題を解いていく。すごい。

んで優勝した人がまたすごい。東大医学部の異端児「水上颯」。なんと頭脳王２連覇とかいう快挙。開成高校出身で現役で東大理Ⅲを合格するとかいう化け物。趣味は読書で暇なときはいつも読んでるって絶対その辺の人の読書と意味が違う。

また何がすごいって水上くんかっこいいの。１９歳なんだけど問題を正解しても全然喜ばなくてめっちゃクール。そんなんだからネットでは「水上くんかっこよすぎ」とかいう女子がキャーキャーいってるの。トレンドワードにもあがっちゃってもう水上フィーバー。

頭がいいだけでなく顔もいいとかどういうことかと。水上くんは東大に入るのに一日一時間の勉強で合格したんだと。もうスペックが違いすぎる。１９歳で俺が一生かかっても解けないような問題をサラサラといてくの。しかも１つだけとかじゃなくて正答率が半端ない。あれ解いてこれ解いてってどの道でもやってける。デスノートのLとか言われてる。もう漫画の世界までいっちゃった。まさかの３次元から２次元にいっちゃったよ。すごすぎるよ。

ラグビー日本代表が何チーム必要か？とかいう問題の他にもたくさん問題はあったよ。象形文字の解読とか、漢文のレ点一二点が無い文を読むとか。あと瞬間的に問題を把握して読むとか、速読して問題に答えるとか。もうなんでも答えるの。

あと富士山の上から「スキージャンプをしたら何ｍ飛ぶことができるか」とかいう問題もあったよ。いや富士山の頂上３７７６ｍからスキージャンプなんてしないから！

もうこんな問題ばかりなのに水上くんは解きまくりなの。水上くん以外にも頭脳王出てる人たちはもう頭の出来がおかしいの。なんであんなに賢いのだろうか。そういうのを見て凡人の俺はわかったことが２つある。

１つめは人間として人は全然平等ではなく、明らかに差があるということ。多分どんなに努力しても水上くんになることはできない。努力を水上くんがしてないってわけではなくて、そこに明らかに差は必ずあるってこと。もうこれは向き合うしかないね。差を嘆いていても始まらない。羨むばかりだよ。本当に人間としての差をまざまざと見せつけられて絶望したよ。

そしてわかったことの２つ目。これは番組見ないと一生知らんかったことだね。そして一生使うことのない知識だね。それは新幹線を動かすにはラグビー日本代表が６９チーム必要だということだね。